【本】かならず伝わる説明の技術
マンガでわかる! かならず伝わる説明の技術 | 鶴野 充茂 |本 | 通販 | Amazon
説明が苦手で悩んでいたら、夫が買ってきてくれた。本屋に平積みされていたらしい。
■評価
★★☆☆☆
新しく知ることが少なかった。読み返すことはない気がする。人には薦めないかな。
■どんな本?
各章の始めにマンガがあり、そのあと文章で仕事における説明の基本的なポイントが紹介されている。マンガは、入社したばかりの女の子が企画を通すために、ベテラン社員から説明のスキルを教えてもらうという設定。
■感想
私は社会人10年目なので、知っていることが多かった。前に読んだ「文章術のベストセラー100冊のポイントをまとめてみた」がとても纏まっていたので、それと比べると、冗長に感じた。正直漫画がある意味をあまり感じない。本筋とは違うところでは学びがあり、読んだ意味はあった。学んだことは意識しようと思う。
■学んだことや今後意識しようと思ったこと
①連絡と報告の違い
メールの件名に
【連絡】A社へ納品完了
【報告】A社の納品先変更
などと書くが、連絡と報告の違いは、返信の必要性。連絡は返信不要。報告は返信が欲しいとき。
②はっきりと語尾を発声する
語尾がぼやけると自信なさそうに見られるので、それだけで説明力が落ちる。
③逆説は少なく
「でも」や「けど」を多用してしまうのは、ネガティブ思考の表れ。「こうすれば」「すると」「それでは」など順接でポジティブな説明を意識する。
※夫と話したら、「たしかに「でも」多いね。「こうしたらいいんじゃない?」と言っても、「でも~」と返したり。」と。「でも」を使うにしても、「確かに~だ。でも」と一度肯定してからにしよう。
④自分は多くの人に助けられて育った
成功している人ほど、自分も多くの人に助けられて育ててもらったと考え、その感謝の気持ちから、がんばる若い人に「協力しよう」「応援しよう」という気持ちになる。
⑤協力を促す3つのしくみ 応援・お返し・利用
今まで応援で協力してもらうことが多かった。自分から相手を大切にして、お返しを増やしていきたい。
応援‥一生懸命、にたむきな行動を見せられると、相手は応援したい気持ちになる
お返し‥自分を大切にしてくれる人には、自分も相手の血からになりたいという気持ちになる
利用‥相手が、協力すると今後メリットがあると下心を持ってくれれば、協力してくれる。
⑥笑顔で、大きな声で話す
気持ちが入りすぎて真面目でかたい表情になりがち。そんな顔では場がピリピリしてしまいます。若いうちから出世している人は、元気でよく笑っていて、声が大きい。
【生活】ナイスガイチーム
「ナイスガイチームのみんな、起きますよ~」
夫が子供たちを起こす声が聞こえる。
我が家はナイスガイチームらしい。
夫が名付けた。
夫がナイスガイチーム1号、私がナイスガイチーム2号、しょうがナイスガイチーム3号、まさがナイスガイチーム4号らしい。
ナイスガイチームの歌まである。
ナイスガイ~ ナイスガイ~ ナ~イスナ~イスナ~イスガイ♪
家族みんな歌える。
今日も平和だ。
【本】「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 | 藤吉 豊, 小川 真理子 |本 | 通販 | Amazon
日経新聞の広告を見て、この本を買った。文章に関する普遍的なスキルがまとまっている、とても良い本だった。
■評価
★★★★★
学びや今後意識したいことがたくさん書かれていて、何度も読み返したい。他の人にも是非すすめたい。
■どんな本?
文章術の本は無数に存在するが、その中でどれを読んだらいいかわからない、という声に応えるために作られた本。
タイトルのとおり、文章術の有名本100冊に書かれているポイントが、書かれている本の冊数が多い順に、紹介されている。著者の主張は殆ど表に現れず、客観的な基準で、機械的にポイントが説明されている印象。文章術の本だけあって、癖のない、とても読みやすい文章。私は2時間半で読みきった。
■感想
無駄なページが1ページもない!書かれていることは、すべて大事!よく纏まっている!
多くの本に書かれているポイントなので、「そういう文章の方がいいだろう」と大半の人が思うような内容が、多かった。業界を問わず、すべての社会人が身につけるべきスキルがまとまっていると言える。
初めて知ることは少なかったが、実際に自分が書くときには全然実践できていない。この本を何度も読み返して、当たり前のように実践できるようになりたい。
ここでの文章は、小説、評論、ビジネス文書、ブログなど、あらゆる文書。書き方を知りたい文章が、ビジネスメールやパワポ資料など、具体的にある場合は、この本に加えて、ビジネスメールやパワポ資料などの本を、合わせて読むと、より良いと思う。
上位に書かれているポイントを当たり前に実践できる、文章の上級者には、もしかしたら物足りないかもしれない。文章に苦手意識がある人には、とてもおすすめ。
■私が学んだこと、今後意識しようと思ったこと
まずは、以下を意識したい。
- シンプルに書く(削れる言葉は削る)
- ワンセンテンス・ワンメッセージ
- 結論を先に書く
- 見た目を整える
- 必ず読み直す(できたら時間をおく)
初めて知ってなるほどと思ったのは、「は」と「が」の違い。「は」はすでにわかっていること、「が」はわかっていないことにつかうとのこと。
むかしむかし、おじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは、山に芝刈りに、おばあさんは川に洗濯にいきました。
1文目では、はじめて聞く「おじいさんとおばあさん」だから「が」がくる。
2文目では、すでに知っている「おじいさんとおばあさん」だから、「は」がつく。
とのこと。
【生活】家事代行のすすめ
私は、最近、ほとんど料理をしていない。
小さい子供が2人いて、夫婦ともにオール在宅勤務にも関わらずだ。外食やテイクアウトばかりという訳ではない。
家事代行で作ってもらった料理を、毎日食べている。週に1回、3時間来てもらい、12~15品作ってもらっている。
■ある週に作ってもらった料理はこんな感じ。
①牛すじ土手煮
②鶏の唐揚げ
③肉味噌
④回鍋肉
⑤エビマカロニグラタン
⑥たたききゅうり
⑦コールスロー
⑧かぼちゃごま団子
⑨小松菜の塩炒め
⑩ゴボウサラダ
⑪春雨サラダ
⑫ちらし寿司
⑬しじみの味噌汁
■私がするのは、これだけ。
・料理リストを、家事代行スタッフにメール
・家事代行スタッフから連絡された材料を、スーパーで買う
・毎日の食事の準備では、作ってもらった料理をレンジでチンして、お皿に乗せる
■料金は、毎週7500円、毎月3万円くらい。
食材費が追加でかかる。
■家事代行のメリデメを挙げると以下のとおり。
《メリット》
・時間的に余裕ができる
料理しなくて済むので、その分、時間的に余裕が生まれる。
・気持ち的にも余裕ができる
時間に余裕が生まれると、気持ち的にも余裕ができて、子供にも優しく接することができる。
・メニューのレパートリーが増える
作るのが大変な料理や、新しい料理も、気軽に頼め、レパートリーが増える。
・献立を考えるのが楽しくなる。
自分で作るわけではないので、レストランにいるように、楽しく注文できる。(以前は、献立を考える際に、そのあと料理する場面を連想してしまい、献立を考えること自体苦痛だった。)
《デメリット》
・お金がかかる
上に記載したとおり、食材費に加えて、家事代行料金が月3万円程度かかる。
・コロナの感染リスクは増える
マスクはつけているが、家に家族以外が入るので、コロナのリスクは増す。
■まとめ
数ヵ月前は、私も毎食自分で料理していた。
過労でダウンしたときに初めて利用し、回復してからも、家事代行を使い続けている。
料金はかかるが、子供の相手をしながら、献立や買い物リストを決めたり料理していた、あの時間が、毎日たったの1000円と聞くと、安いと思うママが大半だと思う。(私は1日5000円くらいの労働だと思っていた。)
一度使うと、もう元の生活には戻れない。
試しに一度使ってみてはいかがだろうか。