【本】かならず伝わる説明の技術

f:id:tosca_diary:20210916211805j:image

マンガでわかる! かならず伝わる説明の技術 | 鶴野 充茂 |本 | 通販 | Amazon

説明が苦手で悩んでいたら、夫が買ってきてくれた。本屋に平積みされていたらしい。

■評価

★★☆☆☆

新しく知ることが少なかった。読み返すことはない気がする。人には薦めないかな。

■どんな本?

各章の始めにマンガがあり、そのあと文章で仕事における説明の基本的なポイントが紹介されている。マンガは、入社したばかりの女の子が企画を通すために、ベテラン社員から説明のスキルを教えてもらうという設定。

■感想

私は社会人10年目なので、知っていることが多かった。前に読んだ「文章術のベストセラー100冊のポイントをまとめてみた」がとても纏まっていたので、それと比べると、冗長に感じた。正直漫画がある意味をあまり感じない。本筋とは違うところでは学びがあり、読んだ意味はあった。学んだことは意識しようと思う。

■学んだことや今後意識しようと思ったこと

①連絡と報告の違い

メールの件名に

【連絡】A社へ納品完了
【報告】A社の納品先変更
などと書くが、連絡と報告の違いは、返信の必要性。連絡は返信不要。報告は返信が欲しいとき。

②はっきりと語尾を発声する
語尾がぼやけると自信なさそうに見られるので、それだけで説明力が落ちる。

③逆説は少なく
「でも」や「けど」を多用してしまうのは、ネガティブ思考の表れ。「こうすれば」「すると」「それでは」など順接でポジティブな説明を意識する。

※夫と話したら、「たしかに「でも」多いね。「こうしたらいいんじゃない?」と言っても、「でも~」と返したり。」と。「でも」を使うにしても、「確かに~だ。でも」と一度肯定してからにしよう。

④自分は多くの人に助けられて育った
成功している人ほど、自分も多くの人に助けられて育ててもらったと考え、その感謝の気持ちから、がんばる若い人に「協力しよう」「応援しよう」という気持ちになる。

⑤協力を促す3つのしくみ 応援・お返し・利用

今まで応援で協力してもらうことが多かった。自分から相手を大切にして、お返しを増やしていきたい。

応援‥一生懸命、にたむきな行動を見せられると、相手は応援したい気持ちになる

お返し‥自分を大切にしてくれる人には、自分も相手の血からになりたいという気持ちになる

利用‥相手が、協力すると今後メリットがあると下心を持ってくれれば、協力してくれる。

⑥笑顔で、大きな声で話す
気持ちが入りすぎて真面目でかたい表情になりがち。そんな顔では場がピリピリしてしまいます。若いうちから出世している人は、元気でよく笑っていて、声が大きい。