【本】阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし
■概要
芸人の阿佐ヶ谷姉妹の同居生活に関するエッセイ集。初めて書いた短編小説2編もあり。
■感想
ほのぼの癒される話だった。これを読んで、そっくりに見える姉妹2人は、実は性格が全然違うことがわかった。同居生活がどんな様子なのかも垣間見ることができた。有名人なので相当稼いでいるだろうが、庶民的な生活で、何かをひけらかす様子は一切なく、親近感を感じた。
一緒に住んでいると、お互いに気になるところも多々あるようで、愚痴はたくさん書かれていた。たが、相手の人格を否定するような愚痴は一切なく、愚痴の中にも、家族のような愛情を感じた。
姉のえり子さんは、小さいことを気にして悩んでしまうタイプのよう。私はえり子さんに似てるな、端からみるとこう見えるのかなと思った。
短編小説も初めてにしてはよくできていて、普通に面白かった。芸人でネタを考えるのは小説に通じているのかもしれない。